好きなことを大切にして生きてみる

ストリートビューで世界中を旅したり、好きなことを大切にして生きてみようと思います

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プリモシュ・ログリッチに学ぶこと (パリ~ニース2021を観て)

 

 

 

 

昨日まで開催されていたパリ~ニース

コロナの影響でコース変更がありましたが

無事に全ステージ終了しました。

 

放送時間も結構長くて

毎日毎日、ちょっと夜更かしでしたが

楽しむことができました。

 

注目していたのは大好きなリッチー・ポート

そして昨年も大活躍だったログリッチ

 

 

残念なことにリッチーポートは初日に落車、リタイア。

昨年に続きなかなか最後までその姿を見ることができません。

 

 

 

 一方、ログリッチはと言いますと

 

調子の良い走りを続け後半戦へ

 

12日には

ラストの上りで驚異的な走りを見せて

優勝しました。

 

 

 

 

 

www.cyclesports.jp

 

 

 

他の選手がヘトヘトなのを他所に

黙々とこぎ続けてゴール。

 

なんてパワフルなんだろう。

 

ゴールの先に家族が待ってました。

昨年もレース後に見た可愛い子供さん。

レース中はポーカーフェイスのログリッチ

子供さんの前ではニコニコ♡

 

レースが終わって直ぐなのに

200km以上走ってきたなんて思えない。

普通に、嬉しそうに会話する姿に

驚きながらもほっこりしました。

 

 

 

 

翌日も絶好調!

 

 

 

 

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ゴールのわずか50m手前で

先頭を走っていたマーダーを抜き去り優勝!

 

レース後のインタビューでマーダーは

飛行機に感じたとログリッチの凄さを語っていたそうです。

 

 

 

 

 

 

どこまでも強いログリッチ

最終日も間違いない!

ステージ優勝を逃したとしても

タイム差で総合優勝だと確信していました。

 

 

 

 

ところが…

 

 

昨日

11時過ぎに放送が始まると

全く想像していなかった映像が飛び込んできました。

 

 

 

 

 

 

痛々しい左太腿の傷。

グリッチが落車したらしいのです。

 

一緒に落車してしまった選手はリタイア。

でもログリッチは走り続けて何とか集団に追い付いていました。

 

何が起こったんだろう…

見ている方が焦って混乱しましたが

グリッチはいつも通り冷静。

黙々とこぎ続けました。

 

お風呂から上がって見始めたばかりだったので

髪を乾かしに行って戻って来ると更なる悲劇が

 

 

 

 

 

 

二度目の落車でした。

 

バランスの問題なのか

レース中に一度落車をすると

立て続けに落車してしまうことがよくあります。

グリッチもそうだったみたい。

今度は右側が破れてしまっていました。

 

 

 

 

 

 

もともと悪天候だった昨日のレース。

路面は濡れていたし風も強かった。

でも条件はみんな同じ。

そんな中で二度も落車をしてしまったログリッチ

私なら凹むなぁ…

リタイアしてしまうかも。

 

でも彼は黙々とこぎ続けました。

前の集団との差が1分20秒だったのに

1分40秒になり、2分になり…

それでもこぎ続けました。

 

 

 

 

 

 

結局、最後まで集団に追い付くことができず

でも走るのをやめるどころか

スピードを緩めることなくゴールまでこぎ続けたログリッチ

 

なんかね

ホントに感動でした。

 

途中から後ろ姿を見てるだけで泣きそうでしたが

ゴールできてそれも凄いって思えて泣きそうでした。

 

 

 

 

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後で分かったのですが

一度目の落車で左肩を脱臼してしまい

二個目の落車ではチェーンが外れるアクシデント

それを乗り越えてログリッチはゴールまで

諦めることなく走ったのだそうです。

 

もう

凄いっ!

他に言葉が見付かりません。

 

 

 

 

思えば

昨年のツールドでも彼は悔しい思いをしました。

 

 

 

www.cyclowired.jp

 

 

 

翌日に最終日となる第20ステージのタイムトライアルで

ポガチャルにマイヨジョーヌの座を明け渡してしまったのです。

まさかと見ている私たちは言葉を失いました。

 

ユンボのチームメイト達も掛ける言葉がない様子。

それでも心を落ち着けると

彼はポガチャルの元へ行き声を掛けました。

 

 

実は

グリッチとポガチャルは

同じスロベニアの出身なのです。

 

 

funq.jp

 

 

良いライバルという感じ。

でもやっぱりアスリート。

受け入れるのはとても辛く苦しかったと思います。

 

こうして昨年も悔しい思いをしながら

負けずにまた前を向いて走り始めたログリッチ

今回も本当に悔しかったと思うのですが

またこれをバネに更にパワフルになるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでにも

コンタドールフルームなど

幾つもの不運にも負けずに前を向き走り続ける

そんな選手の姿に感動しましたが

グリッチも同じく。

もしかしたら更に強くて逞しい。

体力、そしてメンタルを持っているのかもしれません。

 

 

今日が良くても明日良いとは限らない。

でももし明日悪かったとしてもまた次がある。

次こそっ!

 

 

そんな前向きな姿勢を尊敬します。

 

 

自転車って面白いっ!

 

 

 

グリッチが今大会で負った傷と疲れを癒し

体調を整えて

また黙々とゴールを目指し走る姿を見る日が来るのを

楽しみに待ちたいと思います(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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