好きなことを大切にして生きてみる

ストリートビューで世界中を旅したり、好きなことを大切にして生きてみようと思います

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母への思いを手離す日 「ごめんなさい」から「ありがとう」へ

今週のお題「苦手だったもの」

 

こんにちは (*・ω・)ノ♪

今日は珍しくお題についてお話しようと思います。

私の苦手だったもの、

“もの”じゃないけど

“母”についてです。

 

今年5月に

母との同居をやめて引っ越してきました。

 

離れた理由は色々な息苦しさからでした。

環境とか色々と理由を付けてきましたが

とても大きかったのは母という存在。

 

 

私はずっと母のことが苦手でした。

 

 

いつからかは憶えていません。

昔は仲が良かったし。

 

 

何となく思い当たるのは

離婚してからかな…

 

両親に助けてもらうことが増えて

申し訳ない気持ちが強くなって

 

うん、母に問題があるのではなく

私が勝手に苦手になったのだと思います。

 

 

 

父が亡くなって

母と同居を始めて

 

母と一緒にいる時間が増えると

在宅で仕事をしていた私のことを

 

「それはどんな仕事なの?」

「それって幾らぐらいになるの?」

 

って、

気に掛けて声を掛けて来るのがしんどくなって

 

 

あぁ、このことだって

 

 

もっとしっかり稼げる仕事をして欲しい。

安定した仕事を見つけて欲しい。

 

 

そう思っているのは分かっていて

それができない自分が嫌で

 

つまり

全て原因は母ではなくて

私が自分で原因を作り

自分で母が苦手になっていったのです。

 

 

 

 

母と距離を置いて4ヶ月。

 

あのころは本当に

本当に苦手だったけれど

 

少しずつ母に対する思いが変わって来ました。

 

 

 

例えば昨日も

 

母がデパートに行って来たと言って

串揚げを何本か買って来てくれました。

 

私たちに2本ずつ、母も2本の計6本。

 

どれが良いかなぁ

 

娘と箱を広げようとしたら

 

「私は良いよ、二人で食べなさい」

 

って、全部置いて母は帰って行きました。

 

 

 

夜ご飯の準備の時

 

箱を開けてみると、

やっぱり母の好きな串揚げが2本。

前は一緒に食べていたから直ぐに分かりました。

 

 

チクっと胸が痛みました。

 

 

申し訳ないな…

 

 

でも、

その時ふと思ったのです。

 

 

もし私が母の立場だったら…

 

 

私なら娘に、

うん、きっとやっぱり同じことをするのです。

 

 

沢山食べて欲しいから

美味しく食べて欲しいから

楽しく食べて欲しいから

 

 

自分のことは後回しにするのです。

我慢するのです。

我慢とかじゃないな

そんなことどうでも良くて

娘にはできること何でもしてあげたいのです。

 

 

だから

 

 

「美味しかったよ

 ありがとうね」

 

 

後でLINEを送りました。          

 

 

「それは良かったです。

 いつもは無理だけどまた買って来るね」

 

 

と。

「いつもは無理だけど」が母らしくて笑えました。

 

 

 

うん、

 

これからはこう思うことにしよう。

 

 

お母さん、ありがとうね

 

 

 

いっぱいいっぱい心配を掛けて

いっぱいいっぱい迷惑を掛けて

 

 

ごめんなさいっていう気持ちで来たけど

申し訳ない気持ちばかりだったけど

 

 

母がしてくれることを受け取って

それに感謝して

私も娘にしてあげよう。

 

そして、母にも何かしたいな…

 

まずは安心してもらうことかな。

 

うん、頑張るから。

 

 

罪悪感でいっぱいだったあの頃が

少しだけ嫌な記憶、辛い記憶でなくなりました。

 

これから少しずつでも

母に感謝しながら進んで行きたい。

 

そしてその気持ちはしっかりと

受け取るたびに言葉で伝えたい。

 

 

まだまだ心配を掛けるけど絶対頑張るから。

迷惑を掛けるけど絶対頑張るから。

 

 

こんな気持ちの変化が

何か自分の力になっていったら良いなと

 

何か重い物を背負っていた気分が

少し軽くなって

ここから前に勧めそうな

そんな気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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