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ウクライナの街の景色 ~マリウポリ~

 

こんにちは。

 

朝からずっと雨が降っています。

 

16日の夜

東北ではまた大きな地震がありましたね。

 

私は髪を乾かしていて

地震が来るらしいと娘に呼ばれ慌ててテレビの前に。

2度も大きな揺れがあるなんて

まだ11年前のあの日を振り返って間もないのに

被災地の人たちはまた恐ろしい思いをされたんですね。

 

 

丁度その頃まで

いきなり冬から春、4月頃のような暖かさになり

急な気温の上昇は要注意

我が家ではいつもそう言っていたのですが

やはりこの地震の後

気温は下がって平年並みに。

気温の変化と地震って関係あるのでしょうか。

 

とにかくまだしばらく余震も心配ですし

また今回のように落ち着いた頃に揺れが来るかもしれません。

いつも心の隅に防災の意識を持っていないといけませんね。

 

 

 

 

さて、

またウクライナの街を調べてみました。

 

 

今回はマリウポリ

 

 

 

先週からずっと

この街の悲惨な状況がテレビで流れています。

 

 

www.cnn.co.jp

 

 

この後少し触れているのですが

先週

破壊された病院から運び出された女性。

お腹の中の赤ちゃんも、本人も亡くなってしまったそうです。

 

もうホントに…

誰かあの悪魔をどうにかしてくれないか…

 

この戦争が始まってから

今までこれほど

人を恨んだり、殺して欲しいなんて思ったことはなかったのに

それしかこの戦争を止める手立てが浮かばない。

 

結局

戦争なんて何も生み出さないですね。

違う

生み出すのは怒りや憎しみだけです。

 

 

 

 

 

では、ここから改めてマリウポリの街を廻ります。

 

 

 

 

 

街が包囲され始めてからずっと書いていたので

歴史の部分などは情報が前後したりして

ゴチャゴチャになってしまいました。

その辺りはご了承下さい。

 

 

 

 

マリウポリとは

 

 

 

(場所)

 

ウクライナ東部、ドネツィク州にある都市。

ドネツィク…

親ロシア派とウクライナ派に分かれてるとこかな…

アゾフ海に面した街です。

 

 

 

 

 

 

東へ60kmほど行くと

もうロシアとの国境です。

影響があると容易に想像できます。

 

 

 

 

(歴史)

 

もともとこの辺りは

川と海の近くという立地から

暮らしやすく多くの人たちが暮らしていたようです。

1779年にカトリーヌ2世の命令でこの街が作られたとのこと。

マリウポリという名前が正式に付いたのは

1780年のようです。

(この名前は聖母マリアに由来しているようで

ちょうど先週ローマ法王

SNSでそのことに触れていました)

 

 

 

www.vaticannews.va

 

 

 

前後の歴史は…

やっぱり難しくて…

 

タタール

サポロジェコサック

正統派ギリシャ

ユダヤ人…

色々な人たちが歴史の中で入り混じっていて

とてもまとめられませんでした。

 

 

https://jpn.agromassidayu.com/morskoj-torgovij-port-mariupol-opisanie-osobennosti-i-otzivi-a-583565

 

 

色々割愛して

 

1886年マリウポリ港の建設が始まり

1889年に完成。

外国船が貿易を行うために入港し始め

街の発展へと繋がりました。

それから、

クリビイリフ鉄山とドネツ炭田が近郊にあることで

工業都市としても栄えたようで

街には2つの大きな鉄鋼製造企業があるほか

冶金学(金属工学)の大学もあるそうです。

 

 

やっぱり情報が多いので割愛…

 

 

2014年からこの州の州都ドネツィク

ロシアに編入を望む親ロシア武装勢力に占拠されたとのこと。

そのため、このマリウポリが臨時的な州都になりましたが、

後に内陸のクラマトルスクに移転していると…

 

その後、ロシアによるクリミア併合

アゾフ海黒海の間のケルチ海峡

両岸がロシア連邦の実行支配下に置かれ、

この街の港を利用していた工業地帯が

親ロシア派に制圧されるなどして

街の経済は大きな打撃を受けたそうです。

併合までの騒乱の中で、この街は旧ソ連から砲撃を受け

犠牲者が出たそうです。

 

 

 

world-note.com

クリミア併合について分かりやすく書かれていました。

私も詳しくは知らなくて。

勉強になりました。

 

 

 

マリウポリ - Wikipedia

 

 

 

あぁ、Wikiさんにもう最近の情報が

 

先月始まったロシアによるウクライナ侵攻で

ウクライナ国家親衛隊のアゾフ大隊との戦闘が激化して

3月3日までに市内がロシア軍に包囲されたと。

鉄道が破壊されたことで市外へ出られなくなり

電気や水道も止まってしまい

現在に至っているようです。

 

 

 

www3.nhk.or.jp

 

 

www.afpbb.com

 

 

しんどい…

 

人道回廊を作るのは2回目の交渉での約束だったのに。

これがロシアという国なんですね。

更に3回目の交渉でも人道回廊の約束が。

それでも避難のためのバスが攻撃されたり

ルート上に地雷があったり

更には避難先がロシアやベラルーシの街だったり。

もう…

憤りで吐き気がします。

 

 

上の情報を書いた後、

3月10日には産科、小児科病院にまで攻撃が

 

 

 

www.cnn.co.jp

 

 

 

ロシアはこの攻撃を

「患者はいなかった。ずっとネオナチ部隊に占領されていた」

などと意味不明な理由を付け正当化しています。

プーチン以外の人たちは

どこまで本気で言っているのか

全て嘘だと分かっているのか

妄想の中にいるのか

プーチンが恐ろしくて仕方なく言っているのか

いずれにしても愚か。

怒りしか感じられません。

 

 

 

www.cnn.co.jp

 

 

 

既に街が攻撃され日にちが経っていて

水道や電気が止まっている状態が続いているはず。

先週のニュースでは

脱水症状で亡くなった子供もいると報じていました。

悪魔の仕業としか思えない。

これが実際に今起きていること。

恐ろしいけど現実なんです。

 

 

 

 

 

調べ始めるとキリがありません。

 

とにかく

失われていくマリウポリの美しい街を…

 

 

 

 

 

 

スルタン・スレイマン・モスク

 

 

 

 
 
 
 
 
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Мечеть Султана Сулеймана

Google mapと表記が違ったのですが

旅サイトで調べた名前にしました。

 

オスマン帝国で10番目に長く君臨したと言われる

レイマン1世と彼の妻で

オスマン帝国の歴史上最も強く

影響力のある女性の一人と言われた

ロクセラーナの名前にちなんで名付けられたそうです。

 

完成したのは2007年。

まだ新しい建物ですね。

トルコ、イスタンブール

スレイマニエモスクを倣して造られたとのこと。

だからですね、

調べても調べても

トルコのモスクしか出て来なくて苦労しました。

 

 

 

 

聖ニコラス教会

 

 

 

 
 
 
 
 
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Храм святого Миколая

水色の壁に緑の屋根。

可愛らしい教会です。

 

口コミを読んでいると

上のモスクとこの教会はいずれも

アゾフ海を見渡せる公園にあるようです。

 

 

 

 

 

 

美しいアゾフ海を見ながら

モスクから教会へ散策できたんですね。

 

インスタで画像を探していると

小さな赤ちゃんを抱いたパパとママや

家族みんなで教会の前で映った画像が多く

バプテスマ(洗礼)に訪れたりしていたようです。

多くの人に親しまれている教会だと分かります。

 

この教会

どうなってるのかな…

訪れた家族、子どもたち

大丈夫なのかな…

 

教会の詳しい情報は探せませんでした。

あまりなくて…

残念です。

 

 

 

 

マリウポリ郷土博物館

 

 

 

 

 

Маріупольський краєзнавчий музей

残念ながら

インスタなどの画像がありませんでした。

中も見れません。

館内にはこの街の歴史が分かる展示物の他に

2014年のクリミア併合の頃の展示物などもあるようです。

一枚だけ見付けたインスタの画像には

2020年にこの博物館が100周年を迎えたとありました。

 

 

 

 

エクストリームパーク

 

 

 

 

 

Екстрім парк

マリウポリの中心辺りにあるテーマパークです。

観覧車やゴーカート、ジェットコースター

アスレチックや逆バンジーなど

若い人や家族連れが楽しめるアトラクションが

沢山あります。

休日などは賑わっていたのでしょうね。

日本などのテーマパークと違い

シンプルな印象ですが温かみを感じます。

 

 

Extreme Park

 

 

このテーマパークの周辺は

コミュニティセンターや公園、

動物園などもあるようで

この街の人たちの憩いの場となっていた気がします。

 

 

 

 

演劇劇場

 

 

 

 
 
 
 
 
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Драмтеатр

インスタでこの劇場を調べると

イベントの様子など

街の人たちの笑顔がいっぱいで悲しくなります。

 

この劇場はもともと

演劇フェスティバルが開催されるなど

有名な劇場だったようです。

 

 

www.ukrinform.jp

 

 

劇場前の広場は

冬になると上のインスタ画像のように

大きなツリーが飾られて

広場にはスケートリンクができるなどして

街の人で賑わっていたようです。

 

 

 

 

 

 

劇場の上辺りからの画像を見付けました。

足元には劇場や広場、

北側には教会、南側にはアゾフ海が見渡せます。

 

 

この景色

もうありません。

 

 

丁度、もう一つ何か調べようとこの劇場を見付けた時

この劇場がロシア軍の砲撃を受け破壊したと報道がありました。

 

 

 

 

何百人もの女性や子供がここに逃げていたようです。

前の広場には「子ども達」と書いてあり

もしかしたら

攻撃を避けるよう訴えていたのではと思われます。

もう本当に

怒りしかありません。

 

 

この劇場のことを書いた後、

昨夜になってこの劇場の地下のシェルターが

破壊されず残っていたとの情報があり

SNSなどでは

「良かった」「この建物の建築技術者は素晴らしい」

とか一瞬明るくなったのですが

今朝になって、まだ救出された人たちの他に

かなり建物の下に閉じ込められたリしているようで

再び重い空気になってしまいました。

 

 

 

www.sankei.com

 

 

 

一人でも多く助かってと祈るばかりです。

 

 

 

 

古代給水塔

 

 

 

 

 

Стара водонапірна вежа

この街のランドマークと言われているようです。

100年以上の歴史を持つ給水塔です。

中には無料で入ることができて

最上階に上がると先程の演劇劇場の上からの画像のような

美しい街並みとアゾフ海が見渡せるようです。

高さなどの表記はどこにも見当たりませんでした。

 

移動はできませんが、辺りを見渡すと

穏やかな街の様子が分かります。

向かいに見える教会は

「Church of the Intercession of the Mother of God」

(神の母の執り成しの教会)

という建物のようですが

詳しい情報が見付かりませんでした。

 

 

 

 

マリウポリビーチ

 

 

 

 

 

Маріупольський пляж

美しいビーチ。。

街の人たち、周辺の地域の人たちにとって

楽しい時間、癒しの時間を過ごせる場所のようです。

ここからアゾフ海を眺めたり

近くの港に出入りする船を眺めたり

そんなゆったりした時間を

いつか訪れて過ごしてみたい気がします。

 

 

 

 

 

 

ぼちぼちと調べ過ぎてしまい

毎日毎日状況が変わり

良くなっていくのなら嬉しいのですが

日に日に悲惨な情報ばかりになり

最後まで調べられないかもとも思いましたが

 

こうして何とか締めくくることができると

この街の美しい景色や長閑な景色を

少しでも残すことができて良かったなと思います。

 

 

ただ、

インスタでこの街を調べても

新しい画像は悲しいものばかりで

心が痛い。。

 

 

この街はこの先

ロシアのものになってしまうのか

まだここにいる人たちは

この後どうなるのか

 

 

早く

 

とにかく一日も早く

 

まずはこの悪夢のような毎日が終わり

 

心を癒し、少しでも前を向いて進める日が来る事を

ひたすら祈るばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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